日本には百十の火山がありますが、これはおおむね過去一万年以内に噴火した火山及び活発な噴気活動のある火山の数ということであります。その百十のうち、五十火山については常時監視体制、これは二十四時間体制ということであると承知しております。その中に浅間山もあるわけですが、今回は噴火の有無を地元住民の第一報に頼ったわけであります。
それで、活火山というのは将来火山噴火が予想される火山のことをいいまして、これは、最近一万年間に噴火したことがあるか現在も活発な噴気活動の続いている火山のことをいいますけれども、我が国には現在百十の活火山がございます。 この百十の活火山という数ですけれども、もちろん先進国の中では最大であります。
そして、一元化の問題をお触れいただきましたけれども、その百八火山の中で、災害を軽減する、要するに、ある種の予知という意味で監視を強化して、いつも監視を強化することによって、中長期的に噴火等が発生する可能性が高い火山、そのうちで無人島と北方領土と海底火山を除いたものということで、噴気活動、地熱活動が盛んな火山というのを監視を強化すべき火山ということで、これは気象庁の火山噴火予知連絡会火山活動評価検討会
まず、我が国の火山活動ということでありますけれども、現在、気象庁では過去二千年以内に噴火した火山及び箱根山など活発な噴気活動が認められる火山を活火山と指定しております。その数は、北方領土、国後、択捉ですけれども、その十火山及び海底火山を含めて八十六火山です。そのうち二十世紀に噴火した火山は五十火山近くある。つまり、全体の三分の二が一世紀のうちに噴火するということになります。
現在は、地震活動や地殻変動は比較的落ちついておりますけれども、西岩手山の噴気活動は活発化しており、噴火の懸念が払拭されてはいない状況にあるというふうにお聞きしております。このため、岩手山の火山活動については、今後も気象庁による監視活動を注視していく必要があると考えております。
それによりますと、地震活動や地殻活動は落ち着いた状態にあるが西岩手山の噴気活動が活発化する傾向が見られ水蒸気爆発の可能性がある状態が継続しているという統一見解を出してございます。その後、今月に入りまして三月七日に岩手山の西側を震源とする火山性地震が発生いたしまして、震度四を観測しております。
御指摘の岩手山につきましては、平成十年二月ごろから火山活動が活発化し、噴火はしていないものの、現在も地震活動それから噴気活動が活発な状態にあるところでございまして、このため、関係省庁等におきまして、観測機器を充実するなど、岩手山の監視を強化いたしております。
また噴気活動等も変化は認められていないことから、今のところ直接的な関連はないものと、そういうふうに考えてございます。 それから、岩手山の今後の見通しということでございますけれども、岩手山の火山活動が消長を見せながら継続しているということから、噴火の可能性も含めまして、火山性地震の活動などの推移を今後とも注意深く監視していくこととしております。 それから、観測体制のお話がございました。
また、火山の表面の噴気活動などにも変化は認められてございません。 岩手山の火山活動につきましては、消長を見せながら今後も継続していく、そういうふうに考えております。したがいまして、噴火の可能性も含めまして火山性地震の活動の推移を今後とも注意深く監視していくことにしたいと思っております。
また、噴煙の遠望観測や温泉噴気活動などの現地観測を頻繁に行いまして、大学等関係機関とも緊密な連絡をとっておりまして、火山活動の監視に努めておるところでございます。これらの観測の成果に基づき適宜火山情報を発表いたしまして、地元自治体など関係機関に伝達し、火山活動への注意を呼びかけているところでございます。
○説明員(末広重二君) 富士山も当然数多い日本の活火山の中に入りてはおりますけれども、現在活動期にはございませんし、御指摘のとおり、山頂には測候所がございまして、噴気活動を含めて常時監視しておりますし、また、周囲には数多くの地震観測点が配備してございます。それ等から判断いたしまして、富士山が近々爆発する徴候というふうなことは全然ございません。
御承知のとおり三月一日に鳥海山が長い眠りからさめて噴火活動を、おもに噴煙でございますが、噴煙活動を始めまして、これは約一週間でおさまりまして、その後は約五十日間白色の噴気活動、これは程度が低い活動であります。
こういうような火山は、結果的には将来噴火しないで済む山も幾つかはあるかもしれませんけれども、そういうようなところで地震が群発したり、あるいは噴気活動が活発化したり、その他の火山性の異常現象というような現象が起こりまして、国民の立場から見ますと、さてどうなることか、大爆発をしやしないか、こういうような人心不安、動揺ということで、仕事が手につかないというようなことを起こすおそれが多いわけで、日本全体としまして